「ヒト毛根細胞順化培養液」という成分をご存知でしょうか？髪の生まれ変わる周期を正常化させ、ハリコシや艶が蘇ります。 ヒト毛根細胞順化培養液は、育毛や発毛に効果が期待できる成分として注目されています。薄毛や抜け毛や頭皮が気になっている人は、ぜひ成分についてチェックしてみましょう。

髪の毛は、「成長期 → 退行期 → 休止期 → （ 脱毛 ）」という毛周期を繰り返し成長しています。

毛包の根元のあるバルジ領域は、毛を作る「毛根幹細胞」が存在し、細胞分裂することで毛髪が形成されます。しかし、毛根幹細胞の働きが悪くなると休止期から成長期へのサイクルが止まり、毛周期に異常をきたし薄毛が起こります。

幹細胞の中でも薄毛・抜け毛に関係する毛根幹細胞に着目し、培養することで毛髪に必要な栄養分がたっぷり含まれたエキスができあがります。それが『ヒト毛根細胞順化培養液』です。　

特殊な技術で毛根幹細胞を採取し、それを植物の発酵液を培地にすることで、無血清、無抗生物質状態で培養することで、700種類以上ものタンパク質、糖質、脂質、さらにKGF(毛母細胞成長因子)、FGF、EGF、VEGF、HGF、IGF、アディポネクチンなど髪の毛に必要な３０種類以上の成長因子を含有します。

毛根幹細胞の増殖、毛根細胞のケラチン増加、皮膚幹細胞の増殖、皮膚幹細胞のケラチン増加、さらに抗炎症作用などの効果が期待できます。この培養液自体は透明なサラサラとした液体なので、髪のボリュームが減った、白髪が目立つ、地肌が目立つ、毛先が細い、ツヤやコシがなくなってきたなど頭皮の悩みをかかえている方にオススメです。

臨床実験では、ヒト毛根細胞順化培養液を１週間毛根幹細胞に塗布するとどのように変化するか実験したところ、なにもしないときと比較して、毛根幹細胞数が約４倍に増殖することがわかりました。

これらのエビデンスに基づき、「まつ毛増殖作用及び育毛作用を呈するポリフェノール誘導体」の発明として特許（第6546316号（2019年6月28日登録））を取得しています。

培養技術の進歩とともに目元の毛根幹細胞を培養することが可能になりました。頭皮とは毛周期が異なるため、まつげには目元の毛根由来の培養液が最適になります。

ヒト毛根細胞順化培養液は、休眠状態にある毛根に働きかける作用もあります。ヒト毛根細胞順化培養液を含んだ製品をぜひ使ってみましょう。