インナーケアとして取り入れたい食物などは多くあります。その中でも注目されているものが「ビーツ」です。

真っ赤な断面が特徴的であり、他の野菜と比較してもなかなか独特な特徴を持っています。赤カブと混同する人もいますが、赤カブとビーツは違うので注意しましょう。

ロシア料理のボルシチに欠かせない野菜がビーツです。奇跡の野菜、食べる輸血と言われるほど豊富な栄養素が特徴的と言ってもいいでしょう。

ビーツにはレタスやトマトの2倍以上のカリウムが含まれています。カリウムによって余分な塩分を輩出する働きがあり、むくみ解消につながるのです。

塩分を輩出することで、血圧上昇も改善出来ます。

ビーツは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果が期待されています。そのため、動脈硬化の予防につながるのです。ビーツが健康野菜と呼ばれるのは、こういった効果が期待されているからでしょう。

ビーツはさまざまな健康効果を与えてくれます。

ただ、カリウムが豊富に含まれているため腎臓が悪い人にはおすすめできません。特に慢性腎不全の場合は塩分の排出が上手くできていない可能性があるからです。

スーパーフードと言っても、すべての人に同じ効果があるわけではありません。持病がある人は医師に相談をしてみてください。